XMLだけでは帳票として表示されない理由
XMLはデータの構造を表す形式です。氏名、日付、届出番号、明細などの値は入っていますが、帳票の見た目そのものを持っているとは限りません。e-Govのダウンロードデータでは、XMLに対してXSLを適用することで、人が読みやすいHTMLの帳票に変換する構成が使われます。
XML内に `xml-stylesheet` という指定がある場合でも、ローカルファイルの参照制限やブラウザの仕様により、ダブルクリックだけでは正しく表示できないことがあります。当ツールはXMLとXSLを明示的に読み込み、ブラウザ標準のXSLT変換を実行します。
文字化けが起きる主な原因
XMLファイルには `encoding="UTF-8"` や `encoding="Shift_JIS"` のような文字コード指定が含まれることがあります。ファイルの実際の文字コードと、読み込む側が想定する文字コードがずれると、日本語が文字化けします。
このツールでは、BOMとXML宣言を確認し、UTF-8、UTF-16、Shift_JIS系の指定をブラウザのTextDecoderで読み分けます。今回のテストZIPではXML/XSLはすべてUTF-8宣言でしたが、互換性のためShift_JIS指定にも対応しています。
使い方
- e-GovからダウンロードしたZIPを用意します。展開済みの場合は、表示したいXMLと対応するXSLまたはXSLTを用意します。
- トップページのドロップエリアにZIPをそのまま、またはXMLとXSLを同時にドラッグ&ドロップします。
- ZIP内に複数の表示可能文書がある場合は、表示する文書を選択します。
- 変換結果が表示されたら、必要に応じて「印刷 / PDF保存」を押します。
安全性について
当ツールは静的サイトとして動作し、XML/XSLをサーバーへアップロードする処理を持ちません。ファイルはブラウザ内で読み込まれ、変換処理もブラウザ内で完結します。
ただし、変換結果の正確性は元のXML/XSLとブラウザのXSLT実装に依存します。公的手続きや提出前の確認では、必ず原本データや公式画面と照合してください。